やっぱり落ち着くんだ
ピラミッドに属するあの教室とは違って
てっぺんでもていへんでも砂まみれだから
オチがない会話
たまに来る沈黙
もっと一緒にいたいよ
壊れたカセットテープを
巻き戻してる私
動くはずないんだけど
動くって信じてる
光舞う
最後のときが迎えに来て
言いたい事言う前に消えちゃうからさ
次こそはって思ってても
全反射でタイミング逃す
照らされる
花火の光に夜の影法師が
こっちを向いて微笑んでるからさ
見惚れちゃったもんで
消えるタイミングを失った
終電に乗り遅れた花火が
行き場もなくずっと光ってるよ