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誰かが僕を愛してくれるなら
僕は何度だって知らないふりで
ここに降りたって詞を放つ
ひしゃげる唇がものを言う。

君にもしも届いてるなら
その予感だけで生きていけそう。
僕は何度だって知らないふりで
清濁併せ生きていける。


唇の動きをなぞれば
君の心がわかるかな。
わかったところでどうしようもないけれど。

赤らむ世界で二人きり
板を通して繋がってる。
その唇に触れられないけれど。

僕ってば人の為には生きれない堕人だから。


誰かが僕を信じてくれるなら
僕は何度だって目を合わさずに
ここに返り咲いて詞を放つ
歪んだ唇震わせて


瞼の裏側で会えたなら
君の心に触れたなら
何かが変わるって思っていいのかも。

昏れる情動、饒舌に
愛の言葉を謳っても
その唇には触れられない。
そんくらいが丁度よし。

君ってば詞がなけりゃ息もできないキューティだから。



唇の動きをなぞれば
君の心がわかるかな。
わかったところでどうしようもないけれど。

赤らむ世界で二人きり
板を通して繋がってる。
その唇に触れられないけれど。

僕ってば人の為には生きれない堕人だから。

君が僕であることを証明しないと。なるはやで。

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