しぬのは怖い
だれも共感しないのだけれど
だからこそよけいに。
ぼくはこの怖さを
だれにも分かってもらえずに
しなないといけないのだろうか
座ってられないこの恐怖を
鉛筆でゆびをつついて
きょうもそれで怖さをしのぐ
誰も気づかないだろうしね
いますぐだれかだきしめて
たいよう
はやく
だいちに
ひかりを
心に触れられたら
どんなに楽なんだろうか。
目に見えるから
手に触れるから
安心できて
目に見えないから
手に触れないから
不安が募る。
どこまで行っても、黒い闇が
僕らを食い潰そうとしている。
死ぬ理由なんていくつでもみつかるかもしれない。
だからこそ、生きていなくちゃいけない理由を探さなければならない。
たとえ、それが懺悔であってもね。
もらうことより、与えることを。
疑うことより、信じることを。
傷つけるより、治すことを。
キミは人よりも
優しく、
強くある。
だからその分、
弱いのかもしれない。
内ではなく
外に触れて
漱がれている時だから、
…なんて。