ふわふわと揺れる風鈴
じっとりと湿った空気の中
空を見上げた
新鮮な朝風に吹かれて
何処までも逝けそうな儚さに身を委ねる
君はもう疲れきったみたいで
汗で濡れた髪もそのままに
すやすやと眠っている
僕はそんな君を眺めつつ
ふわふわした気分で
じっとりと湿った布団に潜る
今までしていた事を思い出すと朝焼け
だけど本当に幸せだなぁ、だなんて。
そして二人で寄り添って、遅い夜が訪れる
ふわふわした光が君を照らし
なんともいえない空気を生む
じっとりした君のリップクリームの匂いを感じて
僕はニヤッと笑った