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ファヴァー魔法図書館 #9

『天登記〜Viewpoint of the knowledge〜』
ううん、駄目だわ。
何もかも思い通りにいかない。
隠していた『鵺帝抄』が見られるなんて。
あんなの奴に目を付けられてしまうわ。
詰めが甘すぎたわ。
新しい魔法の研究で疲れているのかな。
送り込んだ彼もいなくなってしまったし。
はぁ、全てが狂ったわ。

......うんにゃ?こんな所に本がある。
『天登記』
【何故、何もかも思い通りにいかない。
何故、僕の頭脳を持って。
何故、何もかも思い通りに、
何故、君を...?
何故、何もかも、何もかも。ゼシュファリヲン。】

........................今の私そのまんまだわ。
そのうち彼が来るわね。
新しい魔法の見せ所ね。
今度こそ、これを正史にするわ。
また今度、チャオ。

To be continued NEXT #10 ↙
『The Farver magic library which turns around endlessly 』(第一部 最終話)

P.S.実は隠していたけど、この話、まだ始まってもいないんだ。
ここに出てきてる『僕』は主人公では無いんだ。
それだけ言っておこうかな。
次は #10。ここから始まる。......はず笑
さぁて、どう収集をつけようか笑

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