高校時代の私は、とにかく「明日が来なければいいのに」と毎晩思っては、翌朝絶望する毎日を送っていました。
嫌なことからは逃げてもいいんだよ、と優しい言葉をかけてもらうことはあっても、逃げ方がわかりませんでした。
絶対にこの先いいことがあるよ、と言われてもそんな確証は持てないじゃないですか。
きっと中には逃げ方がわからない、休み方がわからないひとが多くいるのではないでしょうか。
私もそうでした。というか、今も少しそうです。
そんな時って、好きなことに打ち込む気力もなくなるし、とにかく絶望しか自分の中には残らなくって、しんどいを通り越して死にたくなることがあると思うんです。だから簡単に「逃げて」なんて言えないけど、簡単に「死なないで」「絶対いいことがあるよ」なんて言えないけど、1日くらい休んだところで人生変わりはしないということを頭の片隅に置いておいてくれたら。今はそのクラスが世界の全てだと思えてしまうかもしれないけど決してそれが全てではないから。夏休み明け1日や2日行かなくたって人生どうにかなるよ。
苦しんでる人に『生きて』とか『死なないで』なんて無責任なことは言えないです。本当にそう思ってるし言いたいけど、それはこっちのわがままでしかないし勝手過ぎますよね。
でも、そう思ってるのは事実だから苦しいです。
一緒に逃げ方を考えて、逃げ切れるまで一緒にいてあげたいです。
明日がくるのは苦しいかもしれないけど、僕は明日もあなたに会いたいって言いたいです。