では、これを運んでください,と渡されたので受け取る。綺麗な黄色い卵焼き。人間界へ来て初めて出されたそれはとても美味しく、瑛瑠の好きな食べ物へのランキング入りを果たしたひとつである。ちなみに、白だしを使うと絵に描いたような黄色になるのだそう。絶賛したところ、なかなかの確率で食卓に並ぶようになった。
「お嬢さまの中で私は、お嬢さまの付き人として限定的に送られた存在とは考えられないんですか。」
仮眠はとったのだろう、数時間前より幾分かよくなった顔色のチャールズからは、苦笑いが送られる。
確かにそうなのだが、
「チャールズ、やけに生活感あるから……。」
ずっと人間界にいたのではないかと、そう錯覚してしまうのだ。
「鋭いのは良いことです。」
ふっと目を伏せ、キッチンへ向き直る。
この反応は――
卵焼きののったお皿をそっと置く。
「チャールズ。私、夢を見たの。」
みーちゃん》
私のおすすめです。白だしをぜひ使ってみて…!本当に美味しいし、めっちゃ黄色くなる(笑)
なんか魔力とかいう力あるらしいけど、人間と変わらないよ??種族によっては飛べるけど、人間と変わらないのよ。だから、別に食べるものは人間とおんなじなの。
だからね、みーちゃんが夕方にすれ違った人とか、はす向かいのおうちの人とか、もしかしたら人間とはちょっと違ったりすることもあるかもねえ…。
みーちゃん》
そうよお。人間界ですし、ね?笑
それともあれか、カエルとかトカゲを食すって、あの魔女が出てくる某物語には書いてあるからねえ…笑
私の描く魔女や西洋妖怪は違いますよ。ほぼ人間。ふふ。
お金持ち…そうか…。
あれ、はす向かいって言わない?感じで書くと斜向かいって書くんだけどね。田舎じみていて好きな言葉。
そろそろ歌名ちゃんを解禁します。歌名ちゃん可愛いから、ぜひイラストも見に来てっ…!