忘れていた、誰かのために
ことばを綴るため探すこと
きみが帰ってきて、初めて
いつも後ろからぼくの名前を呼んで、
振り向けば華のようにほころぶんだ。
あいも変わらず、今夜もおやすみ。
きちんと言ってなかった!
ただいまお兄ちゃん、おまたせしました。
私のいなかった5年間?実は6年かも。
その間も変わらず此処にいてくれて、安心しました。
また少しずつ私のいちにちを、おすそ分けするから、もらってくださいね、
おかえりなさい、待ってたよ。
此処でほんとうに沢山のひとたちにおかえりを云ったけど、やっぱり格別の気分だなぁ。
きみの過ごす一日いちにち、またひとくちずつ味見させてね。いつもありがとう。