今夜、感情を纏って踊る 月が満ち欠けするこの世で 君の泪はなにものよりも綺麗なのかもしれない 瞳に映るもの全てが 嘘か真かはもうどうでも良いんだ 頬をつたう其れが 夜風に吹かれて乾く頃には とうめいになって こころはなにかで空っぽになって なにかですぐいっぱいになる 単純で複雑な 無限で有限な 愚昧で聡明な どっちつかずな君に見惚れる