ああ 君は来ないのか そう思いながら夜空を見上げる 今夜は舞踏会。 周りの女は着飾って、男に媚売る 前君にあった時は でも君は静かに一人こうやって星を見ていた その時は僕の鼓動が早くなった気がした 星々輝く夜空から 町に目を向けると 一台走って来る馬車がいる 城の前に止まり君が降りてくる そして君は僕を見て微笑む 「遅くなって御免なさい」