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忘れてなんかいない

その手に触れた感触を忘れられたなら僕はもう
辛くなんてないだろうけど、こびりついた記憶が邪魔をする。

きっと見つめたその瞳に
真実を見いだせたなら僕は
君と出会わなければ僕は
あの日泣かなければ僕は

今ここに立ってないのだろう。

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