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泣き笑いした話

高校の時陸上部のマネージャーに青春を捧げていました。
選手のタイムをメモする時に常にバインダーを持ち歩いていたのですが、1番初めの大会の時に同期全員にネームペンで一言ずつ書いてもらって、それを見て毎日部活頑張っていました。
引退前最後の大会の前日、いつものように練習前にバインダーを取りに行って、パッと何気無く裏返すと、前日まで何も書いてなかった裏面に、同期から私に対する寄せ書きがびっしり書いてあるのを見つけてしまいました。嬉しくて顔は思い切り笑っていたはずだけど、びっくりしたのと感動で涙も止まりませんでした。どうやら私に見つからないように朝練や昼休みを使ってこっそり書いてくれたみたいでした。
そのバインダーは今でも捨てられないし、悔しいことも辛いこともいっぱいあったけど、それでもみんなと切磋琢磨して乗り越えた、泣きたくなるほど嬉しくて、輝いていた日々を過ごしていた日々を私に思い出させます。

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