今日は まんまるのお月様が見える日よ。
そう教えられたあの頃から
もう数年の月日が経った
僕の心はまんまるのお月様のように
綺麗に光って満たされているはず
それなのにどこか満ち足りないのはなぜだろう
ありのままの自分を認められず
太陽がなければ自分が輝けない
その寂しさに触れたからかな
自分が嫌になっていた。
でも、今ならいけるかも。
雲隠れしたって
太陽がなければ生きていけないから
お前は光ではないと言われても
クオーターの傷が何個もできても
しゃんと今日も夜空に浮かんで
神秘的な光をもたらす月のように
私も前を向いて
誰かを輝かせる影でありたい
太陽を輝かせる影でありたい
そう、中秋の名月に祈るのです