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確信犯の生まれ方

嘘の重ねがけは
いよいよ計量カップを溢れでて
シンクに零れそうだった
黒々としたそれを 僕は慌てて飲み干した
爛れた喉から全身に廻る
静脈を黒く染めながら 染み込ませる
重ね重ね信じ込ませる

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