触れれば届く、 そんな距離を 話せばわかる、 そんな想いを 見れば映る、 そんな面影を 香れば綻ぶ、 そんな世界を 気づかないまま 零れ落としてしまった 私を どうか、慈しまないでくれ。 慰めないでくれ。 その優しさが 怖いんだ。 まだ、笑ってくれたほうが 救われるのかもしれない。