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好きなものはちょっと増えた
嫌いなものはもっと増えた
誰かに教わったけど
大人になるってそういうことで、

枯れ草まみれ、外を覗けば
横たわる寒気の行列が
滲み出てくるタイルの溝
踏みつけて、また見て見ないふり

それでも自分の信じたことを
歌いたくなるこの癖は
半永久死ぬまで続きそう。


真似事から真実になればいい
君と手を繋ぐ夢でさえも
嘘からまことが出ればいいのに
そんなことを願う宵の口



だらだらと冗長な
それでいて短調な
言葉で彩られた
小さな小さな命


雨はまるで針金のよう
街を突き刺しては解けて
雨が止むまで一緒にいよう。


真似事から真実になればいい
君を抱きしめる夢でさえも
過去が未来になればいいのに
そんなことを願う宵の口


次の世界が見えてきたからさよなら。
さよなら。
大好きな言葉で
一言で終わる関係じゃなくても、なくても。
終わらせるからね
ciao



真似事から真実になればいい
君と手を繋ぐ夢でさえも
嘘からまことが出ればいいのに
そんなことを願う宵の口

そんなことを願う夜の街

あなたと私
夕暮れ小町
寒がり鳩時計
空きっぱなし窓
徒然マドリガル
枯れ草やれ茎
横たわる愛と野生と欲望

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