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LOST MEMORIES CⅧⅩⅧ

「その前に教えてほしいことがあるの。」
瑛瑠はチャールズと向かい合って座る。今日置かれたのはホットミルクだ。これからの話で冷えないようにだろうか,と他人事のように思う。
チャールズは穏やかな顔だ。
前にもにたようなことがあったことに想いを馳せる。あれは、チャールズのことは知らないという言葉を放ったときだっただろうか。あのときも、再び顔を会わせたときは平然としていたっけ。
「お嬢さま?」
覗き込む碧い瞳は今日も綺麗だ。
「私の夢には登場人物がたくさんいるのだけれど、チャールズの知る人かどうか聞きたいの。」
「……なぜ?」
「チャールズ、あなたが出てきたから。」

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