学校の行事の登山で前日のキャンプの夕食を自分達で決めて作ることになった。
それにあたってホットサンドなんかムードもあっていいんじゃないかしらと早速試作してみた。
試作の味はもちろん目玉が飛び出るほどうまかったけど、それより忘れられないのはIHを貸してくれたり、匂いを嗅ぎ付けてきた寮の友達にわけてあげて一口かじったあとの表情です 。
試作を作る前にネットでどのホットサンドメーカーがいいかじっくり吟味したり、中の具をズーーッと何日も考えたり、なれない料理を寮監の目を盗みながらやったりとかなり苦労して作ったホットサンドでした。
最初は自分が食べて練習するために料理していましたが、皆が一口かじったあと、目を見開いて満面の笑みで美味しい美味しいと無意識に口に運ぶ様子を見て今までにない高揚感を覚えました。
今ではすっかりホットサンド作りにはまってしまい、半ば友達に分けて喜んでもらうために作っています。
何かしてくれた人に感謝や喜びを伝えることは大切でその人のやりがいになりうるんだなと思いました。
すごく素敵。。。小説の一編みたいです！