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LOST MEMORIES ⅡCⅠ

「お似合いです、お嬢さま。」
太陽が昇り、姿見の前に立たされた瑛瑠。前日にコーディネートされた服を身につけている。
チャールズの選ぶ服だからか、多少の気恥ずかしさが拭えない。やはり薄い布だけのような服には、未だに多少の不安が残るが、今日のコーディネートはひと味違う。
さて、チャールズの選んだ服であるが。
トップスは黄色のシースルー。この上にはピンクのニットコートが合わせられている。そして、最大のポイントはボトムスであった。
「お嬢さまは初めてではないでしょうか。」
本人よりも断然楽しそうなチャールズが選んだのはワンウォッシュデニム。
確かに、こちらへ着てからも、ワンピースやスカートといったものしか着ていなかったが。
「お嬢さまはスタイルが良いので似合うと思ったんです。」
こういうところだと思う。
さらっと褒めたチャールズは続ける。
「そうと決まれば、トップスは黄色でしょう、春ですからね。そして、まだ少し肌寒いので、脱ぎ着できるように羽織るものを合わせたんです。こちらはピンク。いわゆる、大人可愛いってやつですね。下をデニムにしたので、上は可愛くしてみたんですよ。」
この人は何者だろう。

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  • つっつよい( ゚Д゚)(゚д゚)アワワ
    どこぞのフアツシヨンコーデネータアですかあなたは
    いつまでたっても正体が掴めん男だねこいつは。あれなんか既視感が(昔の恥ずかしい短編を思い出すめめんと)

    LOST MEMORIESをすっかり溜り場にしてしまっております。あいすみませんm(_ _)mシャアさんもみー♪ちゃんもりんちゃんもみんな友達(人差し指がのびる)

  • みーちゃん》
    そうですよ、未だに明かされない兄妹説(笑)
    あとあと、ちょっと宣伝させてください。
    番外編Ⅱの続きをアナザーストーリーとして裏に載っけたので、ぜひぜひそちらもご覧下さい。
    そしてそして、このパプちゃんのファッションのイメージも載っけておくのでそちらもぜひ!

  • めめんとさん》
    ほんと、こいつ何者だろうかと私も頭を悩ませる(おい)。
    むしろ何が出来ないんでしょうね。なんか人間的に(人間じゃないとか言わない)どこか大事なところが欠落しているのよきっと(作者の戯れ言なので本編との関係は一切ございませんご容赦ください)。

    いいんですよ、楽しいから(笑)
    読んでくれてるということが肌で感じられて(言葉のあや)嬉しいわ。
    いーてぃー…