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ファヴァー魔法図書館 #12

『広有の本と目』

僕の居た勿忘草畑は、とある東方の国の高原にある。
ここからだとファヴァーの土地は遠いのだ、この世界に乗り物など無いので長旅になる。
そんな長旅には、本は欠かせない仲間となる。

あの勿忘草畑には、外界の物が時偶落ちている。
よくコンピューターが落ちているが、ついさっき久し振りに本を手に入れた。
その名も『広有の目』。

【以津真天。
それを射抜くだけ、
それだけ。
それだけ、それだけ。
以津真天も以津真天も、
以津真天も。】

以津真天、懐かしいな。
そう言えば奴は元気にしているかな。

.........よぉし、進もう。
ファヴァーは遠いな。

To be continued #13 『懐かしき2173年製』

P.S.そう言えば、このお話って名前が明確な奴が少ないですね。
『僕』だって僕としか言っていないし、いつぞやのハーヴェストさんも勝手につけられた愛称だし。
真弓と知識ぐらいしか名前出てないな笑
こんなところに、面倒くさがりな僕の悪い所が出てるな笑
もう少し頑張ることを覚えないと。

ーファヴァー魔法図書館広報部ー
・まとめに僕の初期の詩集が追加されますた。

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