流星雨。
天球にはオリオン、おおいぬ、こいぬが炯々と輝く。
白露地に茂く、月光の淡い虹が夜空を駆ける。
湖面に映る白桃の月は、夜風に揺られ静かに形を変える。
Monet,Goghに続く、名画の回廊に掛けられているような。
中島敦や宮沢賢治であったら、なんと云って愛でただろうか。
刺さるような空気の中ひとり、天体観測。
背後、青白い月影のなか、僕の影が黒く地面をくり抜く。
君もこの夜空を見に来たのかい、とその影に問うと、
影は答えない。こちらをじっと見つめている。
ゆっくりと視線を戻し、僕はまた星空を眺めた。
さざめくような星明りの雨が、それもまた湖面に映っていた。
さすがですね。。。
選ぶ言葉が綺麗。
名前の詩、ほんとに良い企画ですね
自分のRN、好きになりました(^^)
レスありがとう。
いやいや、かっこいいだなんてそんな_(^^;)ゞ
月影さんは体言の組み合わせが巧いですね...。見習いたいです。
同い年とは思えない……
とても素敵でかっこいい…
凄いとしか言えないです…
主人公の星を見ている姿とその場の風景が想像出来ます…
本当に凄いです!!!!!
宮沢賢治は、星すらも擬人化しますからね〜。素敵な詩です。どうせなら双子と牡牛と牛飼いも仲間に入れてあげて。