僕は本当に人付き合いが苦手で
むしろ嫌いなほどで
それでもしも誰かが傷ついたりしたら
僕のどうしようもない我儘で傷つけてしまったのなら
空いた瓶みたいにそのことが虚しくて悲しくて
自分が、本当にどうしようもないように思えてくる
だからどうか僕は、きみにはもう触れないから
目の前の断崖を隔てたその先できれいに笑っていてくれ
僕のことはすっかり忘れてしまって
僕なんていないように振舞ってくれたら
僕はきっと悲しむだろうけど
それを背負って僕は行くよ、僕は歩き続けるから
たった一人の道だって
消え入りたい僕にはちょうどいい道のように見えるんだ