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LOST MEMORIES ⅡCⅡⅩⅤ

「それで。収穫はありましたか?」
そう、本来の目的は情報共有であった。
瑛瑠はしっかり頷く。
チャールズとの関係性や、10年前に終了したらしいプロジェクトのこと、瑛瑠が見た夢の信憑性が高まったことなど、大収穫ではないか。
チャールズは微かに笑った。
「そこまで深く頷かれると心強いですね。」
相変わらず情報提供はしてもらえないようだ。
瑛瑠は何か繋げようとしたが、チャールズの微笑みに阻まれる。
「お嬢さま、楽しそうでしたもんね。」
いつもよりも遅めのディナーでの話のことを言っているのだろう。
チャールズが英人との会話内容について深く聞いてこなかったため、カフェでの出来事を話したのだ。
「そんなに分かりやすく楽しげだった?」
多少の気恥ずかしさを滲ませて聞く。子供っぽいではないか。
「えぇ、彼に妬いてしまうくらいには。」

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  • みーちゃん》
    憎いよねえ、そうやっていくつもの女性を虜にしてきたのかしら…(作者の戯れ言です)。
    まあ、チャールズもチャールズなら瑛瑠ちゃんも瑛瑠ちゃんだけどね(笑)
    チャールズは歯の浮くような台詞がたいそう似合うので描いていて非常に楽しいです。

    もう家にいるのね、おかえりなさい。
    文化祭…いいねえ、楽しみだねえ!