きっとほんのひと時のきもちだけど
あなたの袖を掴みたくなったのです
たばこの匂いがする
小さなくくりで分けた小部屋で
小さないびきをするあなたがいました
くろい髪の間から見える顔が
しらない人のようで
その瞬間から
あなたのことを力のかぎりに
顔をあなたにうずめるほどに
ただただ抱きしめたくなりました
きもちに身をまかせることが出来るのなら
そんな想いをむねにしまって
ただ袖をすこし掴んでしあわせを感じるのです
こんなこと本人には言えないけど、まだ出会って三回ほどの大切な友達だけど、
ただ、ただ寝顔がほんとに綺麗でした。初めて人の寝顔を見て苦しいほどに愛おしく感じました。