玲視点
特攻班のメンバーに会うことが今日の目的だったので特攻班の部屋へと向かった。そこには班長の御影結月の姿しかなかった。次の瞬間御影結月は口を開いた。「君が新入りの子かい?」と聞かれたから頷いた。「僕の名前は御影結月。よろしく。あと、結月って呼んで。」とも言われた。
よろしく。と返した。
そして結月にこんな事を聞いた。「時雨さんと美月さんはどこですか?」結月は表情を変えずに
「話があるって上司に呼び出されてた。」と言った。私はこの時確信した。
私がスパイである事はバレていない、と
【続く】