0

小さなときめき

鼓動が聞こえる
ぎゅっと握ったマフラーの裾
ちょっと赤くなったかわいい鼻先
寒いねって笑う君がきらきらしていて
一段と夜が明るくなった
あったかい缶コーヒーを手渡せば
半分こ、と笑うからずっとこの時間が続いてほしくなる
満ち満ちた紺色の空へ
流れ星だ!と指差す君のきらきらした瞳
全部が夜に溶けていくようだ
立方体の星空の中で
ずっと見ていたいねって君が言うなら
絶対にそれを叶えたくなる

レスを書き込む

この書き込みにレスをつけるにはログインが必要です。