自分にとっての楽しいことは、何と言っても「チェス」と「囲碁」ですね。
特に楽しい瞬間は、ギリギリの局面です。勝つか負けるかギリギリ、時間がギリギリ、などなど。その瞬間は、もう冷や汗は出るわ、胃が冷たくなるわ、拳を握りすぎて爪痕が残るわと外から見ると中々に散々ですが、当の本人はギリギリが楽しくて仕方ないのです。
このギリギリの局面からどう勝つのか、必死に頭を回して次の一手を探る。そして、その一手を決断して実行する。その瞬間が楽しくて仕方ないのです。時にその一手が勝因の一手だったり、また時にその一手が敗着だったり、もうそこはゲームという領域を超えて、ドラマチックなものまで感じます。
もちろん、勝ち負けなので、勝てば嬉しいし負ければ悔しいですが、なによりもそのギリギリの時に頭を絞りまくる瞬間がたまらないのです。
ただ、明確な欠点として、えらく疲れます。そして、毎度のごとく「もうこりごり。次はもっとうまくやろう」と思うことです。とはいえ、時間が経てば、またそのギリギリの瞬間を楽しみたいがために、また盤上に戻ります笑。