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モーメント

君の姿が見えた
君の声が聞こえた
君の匂いがした

風に消えてゆこうとする君の
薄いスカートの裾

我武者羅につかまえようとした
手に残った虚しい感触
その刹那だけ

きっと君はここにいたの

僕の手のなかに



君はどこにもいない
風に溶けて
花弁のように舞い上がった

君の破片さえ
この手に入らない

そのもどかしさに
身を捩り

伽藍堂な瞳で宙をみつめるの


さあ

君の残像に息を吹いて

翔ばしてしまおう


そっと想いを口づけて

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愛の定義っていうのは
近くにいても遠くにいても
その心の距離に気持ちを募らせていくこと。
心の距離がどれくらいあるかっていうのはそれぞれだけど、どうしてもほんの少しだけでも距離はあって、それを完全に無くすっていうのは不可能だから。
私はそう思います。



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  • ご参加ありがとうございます
    相手との距離に募らせる想いが愛……。奥深いですね。全ての人が違っていて、その距離が愛には必要、ということでしょうか。
    個人的には新たな視点を得て考えさせられました。

    そして何より詩が美しい……。エモい。
    切なさというか刹那さというか、その所々にある言葉が綺麗すぎる……。
    最後の一文までの流れすべてが好きです。