全速力で壁にぶつかって砕ける そんな風に壁にぶつかれたら どんなに嬉しいだろうか どんなにスッキリするだろうか でも現実はそんなこと許してくれない 全速力で壁に向かっても押し戻される なんでぶつからせてくれないんだろう なんで砕けさせてくれないんだろう それさえできればいいのにな それさえできれば悩むこともないのに なんで現実はこんなに厳しいんだろう なんでこんなに世界は冷たいんだろう まるでセメントで固められた壁のようだ 私はセメントを壊すカナヅチが欲しい