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或るモブ達の会話

ハロー読者諸君。俺はクラスメイトA。言わずと知れたモブ界のエースだ。学年は高校2年。今日は俺と友人の会話を紹介するぜ。
友人「聞いてくれA。昨日スゴイものを見てしまったんだよ」
A「何だ友人?」
友人「3年に不良グループが居るだろ?」
A「居るねえ。それがどうした」
友人「そいつらが昨日1年にたかってるところを目撃してしまったんだよ」
A「昨日って2回言ったな。それで?」
友人「そこに颯爽と現れたのがうちのクラスの主人公だ」
主人公とは、ウチのクラスのリーダー格の奴で、とても良い奴である。
A「ほう。それで?」
友人「あっさり負けてた」
A「そんな話ちょっと前にも聞いたぞ」
友人「2週間前にも同じ話をした記憶があるな」
A「つまり彼は、負けるのが分かってて突っ込んでいったっていうことか?」
友人「さあ?何か秘策があったのかも。まあ、十中八九そんなものは無かったろうが」
A「すごいな主人公。矢ーぶっ刺してえ」

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  • 「矢をぶっ刺したい」とは、とんでもない精神力の持ち主であることを称賛する言葉です。由来は漫画「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズに登場する「矢」で、人やその他動物を刺すことでスタンド使いにしますが、素質と精神力が無いとその矢で指を切っただけでも死にます。

  • なんかすごい、ありそう。今のところ一番どっかにありそうな言葉です(笑)どれが造語なんか正直わかんなかった。ジョジョはあまり存じ上げませんね...。作画が凄まじいことくらいしか(凄まじい偏見)ストーリー全体も俺の好きなタイプです。やっぱり対話篇(今年の俺内流行語大賞ノミネート)。
    ともあれ、ありがとうございましたm(_ _)m