おおきな荷物を背負っている気がしていた
空気まで喰らいつくして 酸素欠乏症の妄想を
風でとんでゆくような重さ だと、知ったのは
いつだった?
まだ くるしい顔をしていたかった けれど
叫べないのは縛られているから
ささやいていたのは わたし だったの
そのナイフがだれのものだったのかなんて
知る必要はないのだろうか
震えているこころが
悲しまないで、と 声が
ゆるされたくなどないのに
逃げるためだけの呼吸はもう やめにする
(がんばって、がんばったけど、どうやらがんばってるつもりだったみたい。目をつむって、耳をふさいでいたツケとか。ちゃんと受けとめて、しばらくひとりで歩いてみます。がんばることをすきになりたいと、思えてよかった。たくさんの勇気を、ありがとうございました。すこしだけ、さようなら。)
つもりだって頑張ったことに変わりはないから。
背負ってた荷物は気のせいだけじゃない。背中の痛みはきっと無駄じゃない。
これからはたくさんの勇気を背負って、とらちゃんの明日へ行ってらっしゃい。またいつか!