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世界には

この世界には

うつくしいものがある
あたたかいものがある
やさしいものがある
あこがれるものがある
すてきなものがある

でもそれとおなじくらい

きたないものがある
つめたいものがある
ねたましいものがある
にくいものがある
いやなものがある

どうせなら、いいものだけがあるといいのに

だけどおじいちゃんがいうには
それらのものたちは
たとえよくないものでも
この世界を彩る色なんだって

だから
もし明日私が殺されても、死んでも
それはこの世界の一部分の色になるんだろう
この世界を彩るんだろう

それなら
悲しいことなどなにもない

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