家に入るなり、「節度あるお付き合いを。」とチャールズに言われた瑛瑠は、一体どこまで知っているのだろうと疑問に思うも、言われるだけの瑛瑠ではない。
「チャールズは、ジュリアさんに何をしたの?」
少し顔を顰めた様子のチャールズが問い返す。
「ジュリアに会ったんですか?」
「すぐに逃げられてしまったけれど。……良くないことでも?」
ため息をついて、夜ご飯にしましょうと言うチャールズは、憎いくらい反応がいつも通りで。
「私、聞いているのですが。」
不満を全面に押し出す瑛瑠に、チャールズは苦笑する。
すると珍しく、こんなことを言い出した。
「ちゃんとお教えしますよ、私の学生時代の話でよければ。」
どう言った風の吹き回しだろう。
素直にされたらされたで、何か裏があるのではと思ってしまうくらいには、瑛瑠も期待しなくなっていた。
ここ一番のお話の予感(゚∀゚*)(*゚∀゚)ワクワク
さあ、開かずの扉がギイッと
みーちゃん》
チャールズさんだもんね(笑)
まあ、枕を挟むので、お話自体はまた明日…(笑)
次回の話に見せかけて焦らすっていうね笑
めめんとさん》
さあさあ、彼の学生時代なんて、聞いちゃっていいのかしら瑛瑠ちゃん。