0

凍てつくような寒さじゃなくて

染み入るような寒さ

あなたが寄越した視線は

冬になるたび蘇る

今ではこんな僕も

かつては堂々たるピアノ弾きだった

もううまく笑えなくなった顔を

あんなにもほころばせていたこと

冬が来る度思い出す

消し去りたい思い出たち

明日は続くというのなら

もうこんな思い出なんていらない

レスを書き込む

この書き込みにレスをつけるにはログインが必要です。