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LOST MEMORIES ⅢCⅢⅩⅢ

「例えば、とか聞いてもいい?」
形式上確認をする。
目ではもちろん話せと圧をかけているため、チャールズは苦笑いである。
彼女のネックが何なのか知っておかないと、次用事があった時に、また逃げられてしまう。
「例えば、そうですね……教室を抜け出した時の言い訳役を押し付けたことがありましたね。」
教室を、抜け出した、と言ったか、目の前の付き人は。
瑛瑠が呆気に取られて言葉を紡げない間も、チャールズは続ける。
「卒倒人を押し付けたこともありましたし、子どもを投げ飛ばすようお願いをしたことも、」
「ま、待って。何?物騒な言葉聞こえてきたよ?」
「無理難題はとりあえず彼女ともう1人の友人に流していたので、その度に彼らからは馬鹿と言われていましたね。」
思い出しているのか、チャールズはとても楽しそうに語る。
たしかに、ジュリアの言う馬鹿という言葉から嫌悪感は感じられなかった。
それなら、
「どうして、私が逃げられたのかな。」

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  • いやあ、ピーターさんには勝てねえやっていうかまだあの問題序の口だからね?!(謎の弁明)まだまだ作るよ(連載やれよっていう)

    ちょっと二人の会話について行けてないwwwどうしたもんかね
    冬は寒くて嫌いです

  • めめんとさん》
    はいはい、楽しみにしております(笑)
    連載の期待をしちゃってもいいのかしら?笑

    あらまー、どうしたものでしょう(笑)
    彼らもまた、お互い察しながら生きているものね。言葉無しに分かり合えるのは素敵だけれど、そうするとすれ違いも起きるので、適度に気持ちは伝えるようにしましょう。
    というわけで、ちょっとだけ要約しちゃうね。
    ⬇(ここ数話の要約)
    ジュリアが「チャールズの馬鹿」と言って退出したことに、瑛瑠は疑問を持つ。
    ジュリアが席を立ったのは、チャールズのせいではないかと考えた。
    そこで、チャールズはジュリアに何をしたのか聞く。すると、彼女にはたくさんの迷惑をかけていたことが判明するが、どうやらチャールズが原因ではなさそうだという考えに至る。
    では、なぜジュリアはいきなり席を立ったのか。

    と、こんな感じでしょうか。
    わからないことがあればまたどうぞ。
    ごちゃごちゃしてしまって申し訳ないです^^;
    私も冬は好きじゃないです(嫌いっていうと本当に億劫になりそうだからここら辺で止めておきます笑)。

  • ちょっと、笑っちゃった…
    話の中身が面白い…
    流石でございます!

    レス、ありがとうございました!!
    いやぁ〜褒め過ぎですよぉ〜
    難しくて、めっちゃ考えてあれです。
    師匠の言葉、めっちゃ嬉しかったです。

  • ジュリアさんは人見知りで無口なんじゃないですかねー(棒読み)

    て云うかチャー坊…想像以上のワルさ(笑)いい友達だなぁ〜。
    いっそ四人でお茶しましょうよ。楽しそう!

  • りんちゃん》
    この2人の会話は基本おかしなテンションが多いので、そう言って貰えるととても嬉しいねえ…笑
    ぜひぜひ笑ってあげてください(笑)

    いやいや、素晴らしかったよ!初めてであれはすごいねえ…私、初めて物語を描いたのが小五なのだけれど、あの頃の話は読めない。鳥肌が立つ(笑) 色々挑戦してみてね。
    レスも、こう見えてちゃんと推敲しているので、喜ばれると嬉しいものです(*^^*)

  • シェアさん》
    シェアさんっ…お久しぶりです…!
    レス欄にいて、わーい!って思ったのに、1行目でスンッってなりました。笑
    そう、シェアさんはこういうこと言う人だった…。

    そうなんですよね、チャールズさんなかなかやらかしている方です。それも常習(笑)
    彼らの学生時代もいつかあげてみたいですねえ。

  • いえいえ本当にありがとうございます!!
    私も黒髪、白い肌に憧れます。
    私の髪の毛は茶色いし、肌も白くないし…
    絶対、美少女ですよね〜
    黒髪、白い肌は。