あたし馬鹿みたいね
そんなありきたりな言葉からはじめた
なんの意味もないつまんないポエムは
インク滲ませた紙丸めて
消してしまうの
あたし馬鹿みたいね
窓のそと刹那の閃光
ふっと瞳に反射して
どこかに消えた
もう少しだけ
雨が止みませんように
もう少しだけ
この雨音聴いていられますように
そっと閉ざした瞼に
通り抜けて届いた雷光
知らないなんて言わせないから
忘れたなんて
あたし馬鹿みたいね
雨のモチーフ、繰り返される一人語りの台詞、ポエムを綴る部屋の情景…
どれをとってもすごくすごく素敵です。
描けるときはぱぱっと描くことも大事ですよ。
浮かんできた美しいことばを書き留めるのは、巷で思われているよりも瞬発的で簡単な作業なんだと思います(笑)
ぼくも描けるときにはぱぱっと描くことにしています。なかなか「ちょっとこの用事を片付けたら…」って思っていてハッと気がついたらさっき見つけた欠片がどこかいなくなっちゃってた…!みたいなことも多いんですけどね。