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水晶の破片

もうこんなに寒くなった冬だっていうのに

君はそんな膝上のスカート翻して

僕の方を振り向いたの

緩く弧を描いたそのマフラーに

散りばめた細かな水晶の破片

ふっと吐いた息は白く昇って

一瞬の夢現

君を隠して消えた

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