8月01日の午後 君が壊れた時刻 僅かな綻びが裂けて 歪みに呑まれた 無機質な声で 死にたいと言った 君は壊れた 僕が壊した 君は死んだ 死んだ人格の抜け殻を弄ぶ 私が殺した 私が殺した 手を真っ赤な血にまみれさせ なにひとつ残らないように 私が殺した 鏡の向こうに私が映っていた 私の姿した化け物 肩で息をして鏡をなぞる 真っ赤な口を開けて飲み込んだ 神様 私が殺しました