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LOST MEMORIES ⅢCⅥⅩⅠ

騒々しかった朝が過ぎ、その会話を昼まで引っ張って多いに盛り上がった4人は、帰路を共にする。
「何だかんだ言って、4人で帰るのは初めてかもね。」
歌名の言う通りで、4人で帰るのは初だった。委員会や各自の調べもの、4人のうちの誰かと帰ることはあっても、4人でそういうことはなかった。
春風がふわっと頬を撫でる。
「どうせだから、明日行く『Dandelion』の前を通りましょう、確認です。」
歌名と望は、だいたいの位置しか知らないから。
瑛瑠の提案に3人は頷く。少し寄り道だけれど、反対の声はない。
みんな同じ想いであれば嬉しいと、ひとり微笑む瑛瑠。
もう少し、一緒にいたい。
瑛瑠は腕をさすった。英人でさえ知らないその痕が、消える頃にはもっと心地よい空間になっているのだろう。そう考えると、顔が綻ぶ。
瑛瑠は立ち止まり、3人の名を呼ぶ。1歩前に進んだ3人と、それぞれ視線がぶつかる。
「大好きです。」
微笑みかけた瑛瑠。
風が、吹いた。

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  • ああ、なんなんだろうな。すごいフラグ感が(言っちゃいけないことの気がする)
    パプちゃんかわいいなあ

    お久しぶりですって言われたのちょっとショックだったからこれからもっと顔出します。覚悟しとけよ(何にだ)

  • めめんとさん》
    あらあら何のことでしょう(笑)
    可愛いでしょう?パプちゃん。笑

    わわ、ごめんなさい。
    レスは久しぶりですねってだけで、めめんとさんの文章はちゃんとチェックしておりましたよ(^^;
    これからちょくちょくまた来てくれるのは嬉しいので、楽しみにしてます(*^^*)