結月視点 例の事件が解決して、学校に行った。 転校生が来たとかなんとか。 先生が入ってと言うと、はい、という声が聞こえた。ドアから入ってきた、そいつは見覚えのあるやつだった。 マジかよ!玲?! 「よろしくお願いします。」と言った玲は、僕の隣の席に座った。そして、こう小声で言った。 「よろしくお願いしますよ。班長。」 微笑んでいたけど、若干、その笑いは黒かった。 【続く】