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No music No life #5 TOGENKYO/フレデリック

結月視点

例の事件が解決して、学校に行った。
転校生が来たとかなんとか。
先生が入ってと言うと、はい、という声が聞こえた。ドアから入ってきた、そいつは見覚えのあるやつだった。

マジかよ!玲?!

「よろしくお願いします。」と言った玲は、僕の隣の席に座った。そして、こう小声で言った。
「よろしくお願いしますよ。班長。」
微笑んでいたけど、若干、その笑いは黒かった。


【続く】

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