玲視点 高校に行くことになった。そこは、かなりの進学校だった。学費は免除されるらしい。 そして、この高校は、特攻班の3人の通っている学校でもある。3人は同じクラスで、私もそのクラスに通うことになった。 クラスの皆に自己紹介してから座った席は 結月の隣。イタズラ代わりにわざとらしく、挨拶をした。 「よろしくお願いしますよ。班長。」 結月さん——いや、班長は青白い笑みを浮かべていた。あれ?やりすぎたかな? 【続く】