暖房に溶かされたアイスクリーム
冷えた足を絡めて遊ぶ
悪戯に笑う君の瞳
お気に入りのブランケットで包む
冷えた窓の結露も羨む
赤く染まった愛しい頬
心臓が規則性を忘れてしまいそうなときは
僕は君のチョコレート
パキッとおってひと口食べて
僕は君のホットミルク
今日はすごく寒いから
僕は君の三毛猫
ねぇほら抱きしめてよ
本当は
こんなことしてられないんだよ
やらなきゃいけないこと
たくさんあるの
だけど今が幸せならいいかなと
貴方の隣にすわって
微笑みとため息を交換する
貴方は私のチョコレート
全部溶かして包んでくれる
貴方は私のホットミルク
今日はすごく寒いから
貴方は私の三毛猫
ねぇほら抱きしめてよ
ねぇどんな夜だってそばにいるって
どんな涙もふいてあげるって
ベタな台詞を
吐くぐらいの甘さで
君は僕のチョコレート
口の中でとろけるように