クリスマスがやんやかんや言っている駅前には砂の様にたくさんのカップル達。 疎外感を感じる前に群れと逆方向に歩いていく。 目当てのフリー雑誌を手にして駅に向かうと聞こえる弾けた音。 目の前が彩られても動じず 歓声にも目を追わず キラキラした顔が夜空を独占 疎外感をまた感じてしまったんだ。 どこにも当てれないから後ろ指を立てたんだ