本当はきみに羽根なんてなくて それでも ぼくとはべつの生きもの 呼ばれなくても そばにいたいよ さよならの練習をしながら泣いていた やさしいきみの いとしい寂しさ 手をつないでもひとつにはなれない とか あたりまえのことが少しかなしいね いつか沈んでゆくところが どうか きみを満たしてくれますようにと 祈ることしかできないけれど 聖なる夜を飛び越えたぼくらは もう蛹ではいられないんだ きみの瞳は魔法だよ 月を横切って 笑ってみせて