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ムーンライト・ガール

本当はきみに羽根なんてなくて
それでも ぼくとはべつの生きもの
呼ばれなくても そばにいたいよ
さよならの練習をしながら泣いていた
やさしいきみの いとしい寂しさ

手をつないでもひとつにはなれない とか
あたりまえのことが少しかなしいね
いつか沈んでゆくところが
どうか きみを満たしてくれますようにと
祈ることしかできないけれど

聖なる夜を飛び越えたぼくらは
もう蛹ではいられないんだ
きみの瞳は魔法だよ
月を横切って 笑ってみせて

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