月が見下ろす六畳間で 閉めた喉で絶叫した 絞り出した言葉は 喉元で大渋滞 かき集めた宝石は 戸棚にしまって三日後には 石ころになっていた 劣化コピーで頭でっかちさ フザけたそいつを朝日が刺す 毎日軋む背骨を背負いながら 影を踏みつけて歩く 質量分の知識を 利用してんのかい なあ 「だるまさん転んだ」 知らん顔 見てなきゃ何したって良いもんね 自分の未来を勝手に押し付けやがって ぶらんこから飛び降りる前に