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コタツムリの詩

手当り次第に投げた賽子
一の目ばかりかと思ったら
6面足しても6でした
マスの内容も空白で
進むも戻るもないマスに
止まっては想いを書き込んでいく
「今日は花見で昨日は月見で
美味しいお酒が呑めました
鮮やかな短冊 親子対決 勝っても負けても差すのはごこう」

お互いに切り札を待っていると
そう思っていた
あなたはあっさりと見透かしたように
1から順に並べ立てた13時
「愛を信じられずに、可哀想な人」か。

  • お正月といえば
  • 双六 花札 七並べ
  • コタツに入ると出られない
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