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かじりかけの林檎

かじりかけの林檎茶色く放って
月光に醜く照らしては忘却の彼方左様なら

なにも見えない
暗闇手探りさえもすることなく
ただ膝抱え込んで背まるめて座るだけ

なんのために生まれたんだろう
なんのために死ぬんだろう

最後の居場所を自分で真っ黒に塗り潰した
嗚呼居場所がないなんて
他人事みたいにへらり嘲笑って踊る
水深1mのプールで足が着かないなんて溺れて
必死にもがいてる水しぶき

ぜんぶビー玉の中に閉じ込めた銀河
掌でころころ弄んでは眺めてる

  • メロディー付けたいっすね
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