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No music No life #6 フィクサー

結月視点




いろいろあって、今は時雨ちゃんと面会中。
僕の刀によく似た刀が涼香の遺体に刺さっていたため、僕が疑われてしまった。よって、身柄を拘束された。僕が涼香を殺す理由がない。

時雨ちゃんが言うには、涼香の遺体に刺さっていた刀は、偽造品だと言う。それもそのはず、時雨ちゃんがあの刀を振ったら、とても斬りづらかった、と言っていた。あれは、僕が長年、沢山の刀で、ゾンビのようになった人々を斬った中で、最も斬りやすかったものだ。時雨ちゃんと僕の強さはほぼ互角だ。その時雨ちゃんが、僕の刀を斬りにくいと感じるはずがない。それに、前に時雨ちゃんにいい刀だねって言われたし。
ただ、みなさん思うだろう。刀の指紋を採取すればいいと。だが、時雨ちゃんが言うには、僕の指紋までキレイに偽造されているそうだ。
それだけ言うと、時雨ちゃんは出て行ってしまった。


そして、次に美月が来た。美月にこんなことを言われた。それは、涼香の死因は、脳を撃ち抜かれたことだということ。しかも、一発で。そして、その銃の弾はライフルのものだったこと。僕は、拳銃なら、ヘッドショットはできるが、ライフルなんて前線に出る特攻班が使うことはない。つまり、僕はライフルが使えない。よって、僕が犯人ではない。だが、公表された事実と、美月の言った真実が異なっているそうだ。それもこれも春樹のせいだ、と美月は言っていた。それで話は終わりだったそうだが、僕は美月に、「玲は来ないの?」と聞いた。すると、「結月姉の仕事の書類片付けてくれてます。」と言っていた。


そして最後に時雨ちゃんも美月も、こう言っていた。
「「絶対、助けるから/絶対、助けますから」」
その言葉に僕は、黙って頷いた。

【続く】
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しばらく投稿できなくて、すみません。m(._.)m
試験直前だったので、書き込めませんでした。今日が試験日でした。結果が出て合格だったら、速攻でたくさん書き込みます。不合格だったら、もう一回受けて必ず合格します!
これからもよろしくお願いします!

イカとにゃんこ

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