どっちに転んでもどうせ辛いなら 失うものは少ない方がいい 声に出しても出さなくても同じこと なら辛くなるのは僕だけでいい そう言って蓋をして鍵を閉めて いくつもいくつも飲み込んだ 少しずつ重くなる胃袋は 思考と両足の動きを鈍くした これで良かったなんて言えないけど じゃあどうしろって言うんだろ 何を言っても言い訳にしかならなくて 解決する気力も体力もなかったから ひとまず自分のせいにして また一つ飲み込んだ 恵まれてるよ 逃げ出したくなるほどに