窓の向こうのパレットはオレンジ色でいっばいで、奥の方は水彩絵の具で撫でたような薄い紫色に染まっている。
俺が来たときには窓は少し開いていて、入ってきた風がカーテンを緩く揺らしていた。
窓側一番奥の席――俺の席に、誰か座っている。きっと、またあいつだ。
「……おい。起きろ、ユイ。お前の席じゃねぇんだよ。」
予想通り、突っ伏して寝ていたのは幼馴染。一応呼びかけるが、起きる様子はない。
カーテンに受け流された風で揺れる髪。
「……んなマヌケ面晒してんじゃねぇよ。」
今ここに来たのが俺じゃなかったらどうすんだよ。……くそっ、考えたくもねぇ。
顔にかかった髪を掬って耳にかけると、ようやくちゃんと顔が見えた。
閉じたままの瞼をそっと撫でたりなんか、俺らしくない。
「……お前って、結構可愛いよな。」
思わずため息が出る。こんなこと、絶対こいつの前で言えねぇ。
そして、耳にかけた髪を戻そうとして気づく。
こいつ、顔赤くなってやがるっ……!!
何これ青春!!窓側一番奥!!!これはもういいこと起こる予感しかしない席だわ笑
てか幼なじみちゃんも顔赤くしちゃうあたり可愛い
うわあヤバいヤバいヤバい(←語彙力)なんだかんだ言って俺こういうの凄い好きなんよね...。てか好きとかそんなんじゃねえ(笑)てかユイってのがいい。ホントに。過不足ない素晴らしいヤバい(←語彙力)どうしよう。うん。どうしよう。
きゅん
きゅん
きゅん
かわいい!
いいな~~~~~
期待に応えてくれる方だわ
この方は。
キセちゃん、めめんとさん、りんちゃん》
一気に返してしまってごめんなさい。
でも、とってもとっても嬉しいです(笑)
自分でも描いていてにやけるくらいには好きなので、そんな文章を褒めてもらえて嬉しい。
期待を裏切ることがなくてよかった笑